三川町―いろり火の里にひたれば・・・。 |
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写真は三川新橋と国道7号線。橋は通称"もぐり橋"と呼び、全国でも数例ある「潜水橋」の一つ。昭和36年に住民の運動によって架けられ、学童の通学橋として活用された。 |
「何もない」町を自称し、これを自負する三川町だからここに生まれた田園の中の湯の里と方言復興の気炎。 「空っぽの額、絵のない額縁」を持って町や田に立ってみよう、と若者たちが声をかける。これが全国的に知れわたり、きわだった観光資源のない町の行動の理念にまでなった。5月、黄色に波うつ菜の花がこの町に明るい話題をもたらし、それからゆっくり一年が過ぎてゆく。 |
鶴岡市 羽黒地区―出羽三山、伝説の周遊。 | |
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写真は出羽三山登拝の一の橋、向前橋。ここから急坂をたどり、月山への分岐点に着く。 |
鶴岡市羽黒地区内を、赤川、黒瀬川、今野川、藤島川、笹川、祓川などの川が流れ、そのいく筋かは月山の伏流水として名酒の源となる。近年では湯脈も発掘されて町の温泉が賑わいを見せている。 出羽三山の主脈路、その基点として沿道は修験者、信者のための宿坊が並び表参道、隨神門まで続く。近くに出羽三山文化研究を柱とする施設、いでは文化記念館がある。2,446段の石段を登り山頂へ向う途中にも国宝五重塔、爺杉、芭蕉ゆかりの地など見どころは多い。羽黒山山頂には三山三神を祀る合祭殿や出羽三山歴史博物館、そして開山の祖蜂子皇子の墓陵がある。まさに神秘的な聖域である。 |
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