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庄内町 余目地区―太陽と向き合う町で。


庄内橋
写真は国道47号線と345号線を結ぶ橋、庄内橋。最上川下流にむかって左岸が庄内町余目地区、右岸に渡れば酒田市松山地区となる。橋から、北に鳥海山、東南に月山北斜面を望む。

町は昔から交通の要衝であり、鉄道や国道の分岐点としてある。庄内平野の中にあって稲作の中心地でもある。町内には稲作の資料館をはじめ、書道、絵画のしょう洒な美術館があって文化の薫りも高い。
最上川沿いにつくられたカートソレイユ最上川、今庄内町がアピールするスポーツ施設で、町の花ひまわりを冠した東北一のサーキットコースである。川風と月山おろしの風が出合う広大な敷地を駆けめぐる人々が明るい表情で一日を楽しんでいる。

鶴岡市 藤島地区―庄内の中心地、その遺産を巡る。


古郷橋
写真は、藤島川と因幡堰が合流する地区、古郷にある橋古郷橋から月山を遠望する。この集落もまた神楽で著名。

長い時代の中にあって常に中心的地域をなしていた鶴岡市藤島地区。ここに多くの遺産がある。奈良時代末期から平安中期にかけてつくられ、人々の生活と交通を支えた独木舟(わが国最長という)が保存されていて、この川舟が往来した頃を偲ばせている。また藁文化の継承をうたって全国に発信する「日本藁文化祭」を催し、そのともしびを伝える人々が暮らしている。あるいは旧郡役所や郡会議事堂といった建築物が庄内の近代史を象徴している。
さて鶴岡市藤島地区は獅子踊りの郷としても知られ、藤島地区内の各集落に特徴をもった獅子舞や神楽があり、若者たちによって受け継がれてきた。いずれも色退せぬままこの町を語り続けている。


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