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連嶺の主、摩耶山は
標高１，０００ｍに顔を出す
興味津々の山
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庄内の山々を歩き出すと、山の頂や山小屋だけではなく、街の中でも”山好き”の人に多く逢う。そしてその話題に必ずといっていい程出てくる山、摩耶山。東西の山容が大きく異なる代表格でもあって、出羽丘陵、または摩耶連嶺といわれる新潟県、山形県にまたがる一群の中の雄峰である。
標高は1020m。越沢と関川の、鶴岡市温海地区の２つの集落から入る西側のコースは、滝登りや尾根渡りなどがあり、途中下降することのない登り詰めの道であるが、心地よくひと汗もふた汗もかかせてくれる。一方、鶴岡市朝日地区上田沢から向かう摩耶山は眼前頭上に岩肌を露にして立つ険しい山塊であり、急登、鎖場、やせ尾根、急降下をたどって行く、実に変化に富んだコースである。
この山もまた修験の山であり山中には20ヶ所に及ぶ様々な神の拝所、霊場がある。山頂に立てば眼下に荒沢ダム、朝日連峰の峰々と北に鳥海山を遠望することのできる大展望を得る。
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[参考コース・所要時間]
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鶴岡市温海地区越沢口・中尾根コース（ＪＲあつみ温泉駅−越沢／バス35分）※車の場合、瀬戸橋登山口まで45分 |
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登山口（30分→←25分）弁財天滝（20分→←15分）中尾根分岐（１時間→←45分）山頂 ※鎗ヶ岳←15分→山頂 |
| ◎ |
鶴岡市朝日地区上田沢口・倉沢コース（ＪＲ鶴岡駅−上田沢／バス１時間）※車の場合、摩耶平、車止めまで１時間15分） |
| ■ |
倉沢登山口（２時間→←１時間40分）摩耶沢分岐（１時間→←40分）山頂 |
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