● 『春の鳥海1』 F6号(39.4×31.8cm)
1984.05

わたしの家は、村の(北の)はずれにある。わたしの部屋(兼アトリエ)は、二階にあり“アトリエ風”に
「北窓」になっている。この年まで、ここから絵を描こうとは思わなかった。以前は、画面の中央から
右上にのびている水路が左下までのびており、構図がまとまらなかったのである。しかし、前の年、
「圃場整備」がかかり、“いい風景”になった。鳥海山シリーズの(記念すべき)第1作である。じつは、
この年のゴールデンウイークはこの絵にかかりきりで、もっとも時間をかけた風景画でもある。